2025年9月2日
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故人のスマホがロック解除できず、データにアクセスできないケースは少なくありません。Android(アンドロイド)端末はセキュリティが強固で、自己流の解除はリスクもあります。本記事では、Androidにおける故人のスマホロック解除の手続き方法や、業者に依頼する際の注意点を解説します。

故人のスマホロック解除は、遺族の依頼でも簡単にできないケースがほとんどです。セキュリティの仕組みにより、正しいパスワードやPINコードを入力しない限り、基本的には開けられない仕様になっているためです。
また、スマホはセキュリティが強固に守られているため、安易に解除を試みると「不正アクセス」と見なされるリスクもあります。そのため、事前に考えられる方法や、どうしても解除できない場合の選択肢を知っておくことが大切です。

サブスクの課金や個人情報の管理などのため、故人のスマホロック解除が必要な状況は少なくありません。ここでは、アカウント整理、写真や連絡先の確認、スマホ内データの削除といった主なケースを紹介します。
故人の「Android」スマホをロック解除する大きな理由の1つが、サブスクや有料サービスの契約整理です。放置すると継続課金が発生したり、不正利用されるリスクがあります。また、契約状況を確認することで、不要な請求やトラブルを防ぐことも可能です。
Google Playや各種アプリ、動画配信サービスなど、Android端末で利用していたアカウントの停止や解約には、スマホへのアクセスが必要になるケースが多いため、安全に操作できる方法を選ぶ必要があります。
Android端末に残された故人の写真や動画、連絡先などのデータは、家族にとって貴重な思い出です。しかし、スマホがロックされていると遺族が直接確認することはできません。
故人のスマホロック解除は、正規の手続きや遺品整理業者によるGoogleアカウントの復旧サポートを利用することで、安全にアクセスが可能。事前に必要書類を確認しておくと、手続きがスムーズです。
故人のAndroidスマホには、ネット銀行や証券口座のアプリが入っていることも多く、ログイン情報が端末内に保存されているケースがあります。預貯金や株式などの金融資産は相続財産にあたるため、正しく確認して手続きを行わなければなりません。
故人のスマホロックを解除することは、単に連絡先や写真を確認するだけでなく、遺産分割を進める上でも重要な手段となります。
また、迅速にチェックしなければ取引継続による損害に至ることも考えられるでしょう。
故人のAndroidスマホには、連絡先やメール、写真、アプリ情報など多くの個人情報が残っています。そのまま放置すると、個人情報の流出や不正利用のリスクがあります。自己流で削除すると必要なデータまで消したり、復元される可能性もあるため注意が必要です。
故人のスマホロック解除の際は、正規手続きや信頼できる専門業者を利用して安全に処理しましょう。事前にどの情報を残すか整理しておくと、後悔なく管理できます。

故人のスマホロックを解除する前には、必ず法定相続人全員の同意を得ましょう。Android端末は個人情報が多く残るため、遺族が勝手に解除するとトラブルにつながることがあります。ここでは、代表的なロック解除の仕組みを整理します。
故人のAndroidスマホは、正しいPINコードやパスワードを入力すれば解除できます。AndroidのPINは最低4桁、最大6桁で設定されており、家族が把握していれば比較的スムーズです。パスワードがわからない場合は、故人の手帳やメモなどにヒントが残っていないか確認してみましょう。
たとえば、以下のような身近な数字を使って設定していることがあります。
本人や家族の生年月日
趣味や記念日の西暦
電話番号の下4桁
車のナンバー
よく使う暗証番号(銀行ATMなど)
Androidスマホでは、画面上で指をスライドさせて描く「パターン認証」の利用も可能です。故人が設定していたパターンを把握している場合は、画面に沿って線を描くことでスマホのロックを解除できます。
ただし、Android特有のパターン認証は入力ミスを繰り返すと、端末が一時的にロックされる仕様です。複雑なパターンや長い線を設定している場合は、解除が難しくなることも考えられます。
Androidスマホの指紋認証は、登録された指紋でしか解除できないため、遺族や第三者が直接解除することは基本的に不可能です。
火葬前であれば、故人の指を使って端末を解除できるケースも理論上はありますが、倫理的・法的な観点から現実的には推奨されません。

故人のスマホのロック解除ができない場合の、対処法を紹介していきます。
故人のAndroidスマホのロック解除では、まずパスワードやPINコードの手がかりを探すことから始めてみましょう。手帳やノート、パソコン、スマホケースなど、日常的に使っていたものにヒントが残っている場合があります。
たとえば、手がかりになりそうな場所は以下の通りです。
手帳やノート、メモ帳
パソコン内のメモやブラウザの保存パスワード
スマホケースやデスク周りの付箋
家族との共有カレンダーや予定表
郵便物や契約書などに記載された番号
こうした情報を確認して慎重に試すことで、端末のロック解除につながる可能性があります。
故人のAndroidスマホがGoogleアカウントと連携している場合、アカウント情報を利用してロック解除やパスワードリセットが可能です。方法は大きく分けて2つあります。
方法①「Find Hub」機能を使って初期化しロックを解除する
方法②GoogleアカウントでPINやパスワードをリセットする(Android 4.4以前の古い端末)
ただしどちらの方法も、故人のGoogleアカウント情報(連携しているGoogle IDとパスワード)を知っていることが必須条件です。それぞれを紹介していきます。
故人のスマホロックがどうしても解除できない場合は、Googleの「Find Hub」を利用してリモートから工場出荷状態に初期化する方法があります。
ただし、端末内のデータもすべて消えるため、可能であれば避けたい方法です。
この操作を行うと保存データはすべて削除されますが、PINコードやパターンロックなどの画面ロック情報も同時に消えるため、端末を再設定できるようになります。
<Find Hubの利用条件>
電源が入っている
モバイルデータまたはWi-Fiに接続している
故人がスマホで利用しているGoogleアカウントにログインしている
Find Hubがオンになっている
Google Playに端末が表示されている
これらの条件が整っていれば、以下の方法で故人のスマホを遠隔初期化可能です。
<手順>
PCまたは別のスマホから「Find Hub」にアクセス
対象の端末を選択
設定を選択し、[{デバイス名} を初期状態にリセット] をタップ。
故人のGoogleアカウントの再認証を求められるので入力
Find Hubを使えばロック解除は可能ですが、同時にデータも消えるため、実行は慎重に判断することが大切です。
Android 4.4以前の古いAndroid端末では、Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力して端末をリセットし、ロック解除できます。
<手順>
ロック画面でPINやパスワードを複数回間違える
「アカウントでロック解除」や「Forgot pattern?(パターンを忘れた場合)」のボタンが表示される
Googleアカウント情報(メールとパスワード)でログイン
ロックが解除
故人のAndroidスマホのロックが解除できない場合、端末を初期化(リセット)する方法があります。これにより、PIN・パスワード・パターン・指紋認証などすべてのロックが消え、出荷時の状態に戻ります。
ただし、端末内のデータもすべて消えるため、可能であれば避けたい方法です。
<手順>
電源と音量ボタンの同時押しでリカバリーモード起動
画面に表示されるメニューから「Wipe data/factory reset」を選択
操作を確認し、初期化を実行
終了後、端末を再起動
『ドコモ』『au』『ソフトバンク』など、契約している通信キャリアショップに相談するのもひとつの方法です。死亡診断書や戸籍謄本などの必要書類を提出すれば、遺族による正式な手続きとしてサポートを受けられる場合があります。
ただし、キャリアショップでできるのは「契約の解約」「SIMカードの停止」「アカウント関連のサポート」などが中心で、端末そのもののロック解除には対応できないことがほとんど。
少なくともデータを残したままのロック解除には対応していないため、サポートしてもらえる可能性があるとすれば「初期化(=端末ないデータは消える)」です。キャリアの窓口で確認してみましょう。
故人のAndroidスマホのロック解除が難しいときは、「デジタル遺品整理業者」に依頼する方法もあります。
デジタル遺品整理業者とは、スマホやパソコン、クラウドサービスに残されたデータを遺族に代わって整理・復旧する専門サービスです。
専門業者に依頼すれば、正規の手順に沿ってロック解除やデータの抽出を行ってくれるため、個人で無理に操作するリスクを避けられます。Androidを初期化せずにロック解除できる可能性を高める有効な方法のひとつです。
▶関連記事:デジタル遺品整理業者のサービス内容や料金は?メリット・デメリットと選び方も紹介

故人のAndroidスマホを遺族が独自にロック解除することは、たとえ相続人であっても、正規の手続きや全員の同意を得ずに勝手に操作するのは、法律上のリスクを伴います。
スマホ内のデータには、本人のメールや口座情報など、機密性の高い個人情報が含まれているため、法律でも厳しく保護されています。
法定相続人全員の同意を得る
キャリアやメーカーの正規手続きを利用する
信頼できる専門業者に依頼する
上記のような適切な対応を取りましょう。自己判断での安易なロック解除は、トラブルや法的責任につながる可能性があるため注意しましょう。

故人のAndroidスマホのロック解除は、遺族にとって必要な手続きのひとつですが、無理に進めようとするとデータを失ったり、不正アクセスとみなされるリスクもあります。まずはパスワードの手がかりを探し、それでも解除が難しい場合はキ専門業者の活用など、正規の手段を検討しましょう。
大切なのは「安全に」「法的に問題なく」進めること。焦らず冷静に対応することが、故人の思い出や重要なデータを守ることにつながります。

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