【着物の買取相場一覧】種類や作家・ブランド別目安は?高く売れるものの特徴もチェック

2026年11月1日

着物

着物の買取相場は、種類や産地、作家、保存状態などによって異なります。古い着物でも値段がつくのか、気になる方もいるでしょう。本記事では、着物の買取相場を種類別・産地別に一覧表で紹介します。高価買取が期待できる着物の特徴や、査定額アップにつながるコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。

着物の買取相場はいくら?種類別の価格一覧表

着物の買取相場は、種類によってさまざまです。一般的な着物では数百円~数千円程度の査定になることもありますが、有名作家の作品や希少な伝統工芸品などは、数万円以上の価格がつくケースもあります。

まずは、主な着物の買取相場を一覧表でチェックしてみましょう。

種類

買取相場

訪問着

6,000円~30,000円前後

振袖

10,000円~40,000円前後

留袖

7,000円~20,000円前後

付け下げ

6,000円~20,000円前後

小紋

2,000円~5,000円前後

御召

3,000円~5,000円前後

色無地

3,000円~5,000円前後

紬

5,000円~30,000円前後

打掛

5,000円〜40,000円前後

喪服

300円〜2,000円前後

浴衣

~2,000円前後

銘仙

500円~4,000円前後

上布

50,000円~10万円前後

上記買取相場はあくまで参考です。実際の買取金額は、着物の種類や制作年代、保存状態、中古市場での需要により大きく変動します。

訪問着の買取相場

  • 買取相場|6,000円~30,000円前後

訪問着は、結婚式や入学式、パーティーなど幅広い場面で着用できる着物です。年齢を問わず着られるデザインも多く、中古市場でも一定の需要があります。

加賀友禅や京友禅、有名作家の作品などは、買取相場よりさらに高値がつくことも。とくに、上品な色柄で保存状態がよく、証紙や落款が確認できるものは査定で評価されやすい傾向があります。

振袖の買取相場

  • 買取相場|10,000円~40,000円前後

振袖は、成人式や結婚式などで着用される、未婚女性の第一礼装です。総絞りや手描き友禅、有名ブランドの振袖などは高額査定につながる可能性があります。

また、振袖は流行によって人気の色柄が変わることも。購入から時間がたっていても、デザインや品質によっては価値が認められるため、一度査定してもらうとよいでしょう。

留袖(黒留袖・色留袖)の買取相場

  • 買取相場|7,000円~20,000円前後

留袖には、黒地に裾模様が入った「黒留袖」と、黒以外の地色を使った「色留袖」があります。家紋の数やデザイン、作家などによって査定額は変動する傾向です。

黒留袖は着用する機会が限られるため、購入時の価格が高くても、買取価格は低くなる場合があります。

付け下げの買取相場

  • 買取相場|6,000円~20,000円前後

付け下げは、訪問着よりも控えめな柄付けが特徴の着物です。お茶会や食事会、ちょっとしたお祝いの席など、さまざまな場面で活躍します。

落ち着いた色柄で着回しやすいものや、上質な素材を使用したものは、査定で評価される可能性があります。

小紋の買取相場

  • 買取相場|2,000円~5,000円前後

小紋は、生地全体に模様が入った普段着向けの着物です。小紋の中でも「江戸小紋」は細かな模様を染め上げた着物で、伝統的な技法を用いた作品や有名作家のものは高く評価される場合があります。

同じ小紋でも、素材や染色技法、作家によって価格に差が出るのが特徴です。

御召(おめし)の買取相場

  • 買取相場|3,000円~5,000円前後

御召は、先染めした糸を使って織り上げた、独特の風合いとシャリ感が特徴の着物です。西陣お召しや白鷹お召しなど、産地や織元によって価値が異なり、人間国宝や有名作家が手がけた作品は高く評価される場合があります。

同じ御召でも、産地や作家、証紙の有無、保存状態によって価格に差が出る傾向です。

色無地の買取相場

  • 買取相場|3,000円~5,000円前後

色無地は、基本的に柄のない一色染めの着物です。紋の有無やあわせる帯によって、普段のお出かけからフォーマルな場面まで幅広く着用できます。

上質な地紋が入ったものや、有名産地の生地を使用したものなどは、買取相場より高く評価される可能性があります。

紬の買取相場

  • 買取相場|5,000円~30,000円前後

紬は、先に染めた糸を織り上げて作る「先染め」の着物で、丈夫な生地と独特の風合いが特徴です。「大島紬」や「結城紬」などの有名産地のものは、中古市場でも需要があります。

買取価格は産地や織り方、保存状態などによっても変わる傾向です。とくに、証紙がそろっているものや、希少な技法で作られたものは高値がつくこともあります。

打掛の買取相場

  • 買取相場|5,000円〜40,000円前後

打掛は、花嫁が婚礼で着用する格式の高い着物。白打掛(白無垢)と色打掛があり、華やかな刺繍や柄が特徴です。前撮りなどでも使われるため、中古市場でも需要があります。

買取価格は、素材やデザイン、保存状態などによって変わる傾向。刺繍や装飾が美しいものは評価されやすく、作家物や高級素材を使用したものは相場を上回る価格がつくこともあります。

喪服買取相場

  • 買取相場|300円〜2,000円前後

喪服は着用機会が限られ、家紋が入っていることも多いため、中古市場で買い手が見つかりにくい傾向です。

ただし、有名ブランドの浴衣や伝統技法を使った高級品などは、査定対象になる可能性があります。

浴衣の買取相場

  • 買取相場|数十円~2,000円前後

浴衣も着物と比較して手頃な価格で新品を購入できるため、一般的な量産品では値段がつかないことも。一方、有名ブランドや人気作家の浴衣、伝統的な染色技法を用いたものなどは、査定額が高くなる場合もあります。

同じ浴衣でも、ブランドや素材、デザイン、保存状態によって買取価格に差が出るのが特徴です。

銘仙の買取相場

  • 買取相場|500円~4,000円前後

銘仙は、大正から昭和初期にかけて普段着やおしゃれ着として親しまれた絹織物です。大胆な柄や鮮やかな色使いが特徴で、アンティーク着物としても人気!とくに、レトロなデザインや珍しい柄、保存状態のよいものは評価につながる場合も。

一方、古い着物が多いため、シミや色あせ、生地の傷みが査定額に影響しやすいという点もあります。

上布の買取相場

  • 買取相場|50,000円~10万円前後

上布は、麻を原料とした上質な夏用の織物。軽くて通気性に優れ、さらりとした肌触りが特徴で、越後上布や宮古上布、八重山上布などが代表的です。

なかでも、伝統的な技法で丁寧に織り上げられたものや、希少性の高い産地の作品は高く評価される傾向。産地や織りの技術、証紙の有無、保存状態などが査定額を左右します。

【産地・作家・ブランド別】高価買取が期待できる着物の相場

着物の中には、産地や作家、ブランドによって高値がつくものもあります。とくに、伝統工芸品や人間国宝が手がけた作品、老舗ブランドの着物などは、中古市場でも人気があります。

ここでは、高価買取が期待できる着物の相場を、産地・作家・ブランド別に紹介します。

有名産地・伝統工芸品の着物買取相場

一部の「大島紬」や「本場黄八丈」などは、高額査定につながることがあります。査定額は製法や保存状態、証紙の有無によって異なり、希少性の高いものや状態のよいものは高価買取が期待できます。

代表的な着物の買取相場を見てみましょう。

着物の種類

買取相場

結城紬(ゆうきつむぎ)

1,000円〜15万円前後

大島紬(おおしまつむぎ)

3,000円〜50,000円前後

牛首紬(うしくびつむぎ)

5,000円〜50,000円前後

塩沢紬(しおざわつむぎ)

15,000円〜40,000円前後

伊兵衛織(いへえおり)

15,000円〜40,000円前後

久留米絣(くるめがすり)

5,000円〜20,000円前後

備後絣(びんごがすり)

1,000円〜30,000円前後

伊予絣(いよがすり)

数百円〜50,000円前後

琉球絣(りゅうきゅうかすり)

3,000円〜30,000円前後

本場黄八丈(ほんばきはちじょう)

1,000円〜80,000円前後

読谷山花織(ゆんたんざはなうい)

10,000円〜15万円前後

京友禅

1,000円〜50,000円前後

加賀友禅

1,000円〜12万円前後

実際の買取金額は、着物の種類や制作年代、保存状態、中古市場での需要により大きく変動します。

▶︎関連記事:大島紬は売れない?新品〜中古品の値段相場や少しでも高く売るためのコツを徹底解説

有名作家の着物買取相場

有名作家が手がけた着物は、芸術性や希少性が評価され、高値がつくことがあります。とくに、人間国宝の作品や独自の技法で作られた着物は、高額査定が期待できます。

例えば、「一竹辻が花」で知られる「久保田一竹」や、「羽田登喜男」、「森口華弘」などの作品が挙げられます。売却時は、落款や証紙など、作家を確認できるものも一緒に査定に出しましょう。

有名作家

買取相場

久保田一竹

~50万円前後

羽田登喜男

~15万円前後

森口華弘

~65,000円前後

由水十久

~20万円前後

志村ふくみ

~80万円前後

上記買取相場はあくまで参考です。実際の買取金額は、商品の種類や発売年、状態、市場需要により大きく変動します。

人気ブランドの着物買取相場

老舗呉服店や人気ブランドの着物・帯は、品質やデザイン性、希少性などが評価され、高値がつくことがあります。

例えば、京友禅の老舗「千總」の着物や、西陣織の伝統を生かした「川島織物」の帯などが挙げられます。ただし、査定額は品物の種類や状態によって異なります。ブランドがわかる証紙やタグ、付属品などがあれば、査定時に一緒に提示しましょう。

ブランド

買取相場

千總

~15万円前後 (着物)

志ま亀

〜50,000円前後 (着物)

竺仙

〜15,000円前後 (着物)

川島織物

〜90,000円前後 (帯)

龍村美術織物

〜10万円前後 (帯)

上記買取相場はあくまで参考です。実際の買取金額は、着物の種類や制作年代、保存状態、中古市場での需要により大きく変動します。

ポリエステルやウール着物の買取相場

種類

買取相場

ポリエステル

~1,700円前後

ウール

~1,700円前後

上記買取相場はあくまで参考です。実際の買取金額は、着物の種類や制作年代、保存状態、中古市場での需要により大きく変動します。

ポリエステルやウールを使用した着物は、比較的手頃な価格で購入できるものが多く、買取価格が低くなる傾向にあります。

ただし、有名ブランドのものやデザイン性の高いもの、未使用品などは数千円や数万円の値段がつく場合も。素材だけで判断せず、状態やブランドなども含めて査定してもらうとよいでしょう。

着物帯の買取相場

着物にあわせる帯も、基本的に買取対象。とくに、有名産地の帯や上質な素材を使用したもの、伝統的な技法で織られたものは、高値がつくこともあります。

帯の種類によって買取相場は異なります。主な帯の買取相場を見てみましょう。

種類

買取相場

袋帯

3,000円〜10万円前後

名古屋帯

2,000円〜15,000円前後

丸帯

5,000円〜30,000円前後

半幅帯

1,000円〜8,000円前後

上記買取相場はあくまで参考です。実際の買取金額は、着物の種類や制作年代、保存状態、中古市場での需要により大きく変動します。

▶関連記事:着物の買取はがっかりするほど安い?二束三文になる理由とそれでも高く売るコツを解説

和装小物・反物の買取相場

着物や帯だけでなく、反物や和装小物なども買取対象になる場合があります。使わなくなった帯締めや帯揚げ、仕立てる前の反物などがあれば、まとめて査定に出してみるのもよいでしょう。

主な和装小物や反物の買取相場は以下のとおりです。

種類

買取相場

反物

数百円〜3,000円前後

帯締め・帯揚げ

数百円〜数千円前後

帯留め

数百円〜50,000円前後

草履

数百円~5,000円前後

巾着・和装バッグ

数百円~30,000円前後

髪飾り(かんざし)

数十円~20,000円前後

帯締めや帯揚げなどの小物は、単品では値段がつきにくい場合も。不要な和装小物があれば、着物と一緒に査定に出してみるとよいでしょう。

上記買取相場はあくまで参考です。実際の買取金額は、着物の種類や制作年代、保存状態、中古市場での需要により大きく変動します。

着物を売るなら出張買取専門店の「買いクル」がおすすめ!

着物の買取価格は、種類や作家、産地、保存状態などによって異なります。大切な着物の価値を知りたい方は、専門の査定士が在籍する出張買取専門店「買いクル」にぜひご相談ください!

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着物は、作家や産地、素材、証紙の有無、保存状態などによって価値が変わります。そのため、売却を検討する際は、こうしたポイントを踏まえて査定してもらうことが大切です。

買いクルでは、専門知識をもつ査定士が着物を査定!査定額に納得できない場合は、無理に売却する必要はありません。無料でキャンセルも可能です。

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買いクルでは、出張料・査定料無料で査定を依頼できます。着物だけでなく、帯や和装小物などもまとめて相談できるため、整理したい品物が複数ある場合にも便利です。

「古い着物に値段がつくかわからない」「作家物かどうか判断できない」といった場合も、自己判断で処分する前に、気軽にご相談ください!

買取価格が高くなりやすい着物の特徴5つ

着物の買取価格は、種類だけで決まるわけではありません。ここでは、査定で評価されやすい5つの特徴を紹介します。

1. 有名作家・ブランド・産地の着物

人間国宝の作品や伝統工芸品、老舗ブランドの着物は、高額査定が期待できます。とくに、希少性が高く、中古市場でも需要があるものは価値が認められやすい傾向があります。

2. 正絹など品質の高い素材を使用した着物

正絹は、絹100%で作られた生地のこと。美しい光沢やなめらかな肌触りが特徴で、着物の査定でも評価されやすい素材です。

一方、ポリエステルやウールなどの着物は、新品価格が比較的安いものも多く、買取価格が低くなる場合があります。

3. シミや汚れが少なく状態のよい着物

着物は保存状態も大切です。とくに、次のような状態は査定額にマイナスに影響することがあります。

  • シミや黄ばみがある

  • カビや虫食いが発生している

  • 色あせや変色が見られる

  • 強いにおいが残っている

購入してからあまり着ていない着物でも、保管中に傷んでしまうことがあるため注意しましょう。

4. 証紙・落款など価値を証明できるものがある着物

証紙は、着物の産地や品質などを証明するためのもの。また、落款は作家が作品に記す印や署名を指します。

こうした情報は、着物の価値を判断する手がかりになるため、証紙が残っている場合は、着物と一緒に保管し、査定時に提示しましょう。

5. 丈が長く、幅広い体型に対応できる着物

着物は、サイズによっても需要が変わります。

丈が長く、生地に余裕のある着物は、仕立て直しによってさまざまな体型に対応しやすいため、中古市場でも買い手が見つかりやすい傾向です。一方、小さすぎる着物は着用できる人が限られ、査定額に影響する場合があります。

着物を買取相場より高く売るためのコツ

大切にしてきた着物なら、できるだけ高く売りたいもの。ここでは、査定前に押さえておきたいポイントを紹介します。

証紙や付属品、帯・和装小物もまとめて査定に出す

証紙や購入時の付属品が残っている場合は、着物と一緒に査定に出しましょう。とくに、伝統工芸品や作家物の着物は、証紙が価値を判断する手がかりになります。

また、以下のような帯や和装小物も、着物とまとめて査定に出すのがおすすめです。

  • 帯

  • 帯締め

  • 帯揚げ

  • 草履・バッグ

  • 証紙や購入時の付属品

単品では値段がつきにくいものも、買取対象になる場合があります。

査定前に無理なクリーニングをしない

着物を売る前に、クリーニングへ出そうと考える方もいるかもしれません。しかし、着物のクリーニングは費用がかかるうえ、査定額がその分上がるとは限りません。

無理に汚れを落とそうとすると生地を傷める可能性もあるため、基本的には現状のまま査定に出すのがおすすめです。

着物の状態が悪くなる前に売却する

着物は、長期間保管すると湿気によるカビや虫食い、変色などが生じることがあります。状態が悪くなると査定額が下がったり、買取が難しくなったりする場合も。

今後着る予定がない着物は、きれいな状態を保っているうちに査定に出すのがおすすめです。保管環境に不安がある場合も、早めに売却を検討するとよいでしょう。

【FAQ】着物の買取相場に関するよくある質問

Q. 30年前・50年前の古い着物でも買取してもらえる?

A. 30年前や50年前の着物でも、有名作家の作品や伝統工芸品、保存状態のよいものなどは、査定額がつく可能性があります。

着物は、古いという理由だけで価値がなくなるわけではありません。また、現代では作られていないデザインや技法が評価されることもあるため、古い着物も自己判断で処分せず、査定に出してみるのがおすすめです!

Q. 着物は1枚いくらで売れる?

A. 着物の買取価格は、一般的な中古着物で数百円~数千円程度が目安です。有名作家の作品や希少な伝統工芸品などは、数万円以上の値がつくこともあります。

ただし、着物の種類や作家、産地、保存状態などによって査定額は大きく異なる傾向です。

着物の買取金額を知りたいなら、まずは無料査定がおすすめ!

着物の買取価格は、種類や作家、産地、素材、保存状態などによって大きく異なります。有名作家の作品や伝統工芸品は高額査定が期待できる一方、一般的な着物や帯は数千円程度の買取になることも。

実際の買取価格を知りたい場合は、買取業者の査定を受けるのがおすすめです!出張買取専門店の「買いクル」なら、着物だけでなく帯や和装小物などもまとめて査定可能。まずは気軽にご相談ください。

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