2024年12月24日
貴金属・宝石

本記事では、ダイヤモンドの本物/偽物を見分ける方法を紹介!自宅にある水や冷蔵庫を使って簡単にすぐに試せる見分け方を10つまとめています。
そのほか天然のダイヤモンドと“偽物”とされるダイヤモンドの違いや、ダイヤモンドの価値を決めるグレード項目などを網羅して解説。Q&Aでは偽物だったとき売れないのかについても紹介しているので、参考にしてみてください。

構成している成分が違う
できるまでの過程
希少性と値段
本物のダイヤモンドはほとんどが炭素のみで構成された天然好物。鉱物の硬さを示すモース硬度の数字はMAXの「10」と、世界でもっとも硬い鉱物です。
一方でダイヤモンドによく似ており、偽物や代用として使われる「キュービックジルコニア」や「モアッサナイト」などは構成成分が異なります。
見た目は似ていてもダイヤに比べて硬度が低く、そのほかにも光の反射率、重量感などに違いが出るのが特徴です。
本物(天然)のダイヤモンドは地球の奥深く、高温高圧の条件下で結晶化することによって作られます。それが長い年月をかけて火山活動によって地表近くまで運ばれ、産出されるのです。
偽物はダイヤが作られる環境を人工的に再現して作られるため、短期間で生産が可能。
同じような見た目でも希少性が違うだけでなく、「天然のもの」を重視する人にとっても重要なポイントになります。
本物のダイヤモンドは先述の通り、希少性が高いため値段も非常に高額。
偽物は人工的に大量生産が可能なため、安価で購入可能です。とはいえ、人工ダイヤのなかでも素材や製造方法によって値段が変わり、1カラット10万円ほどする場合もあります。

ダイヤモンドが本物か偽物かを見分けるには、専門的な鑑定が確実ですが、いくつかの簡単な方法で自宅でチェックすることもできます。
自宅で簡単に手持ちのアクセサリーの本物/偽物を確かめる方法を10種まとめたので、試してみてくださいね。
ダイヤモンドに水滴を垂らして弾き具合をチェック
新聞紙の上に置いてダイヤモンドの光の屈折を見る
ブラックライトに当てる
冷蔵庫でダイヤモンドを冷やしてみる
息を吹きかけて曇らせる
傷がつくか/傷があるかどうかチェック
油性マジックで色をつける
重さを測る
ルーペでカット面の鋭さを見る
地金に刻印があるかチェックする
ダイヤモンドは人工のものがコーティング剤に応用されるほど、撥水性が高いのも性質の1つ。
表面に水滴を垂らした際、水が弾かれて丸いまま転がる場合は本物の可能性が高いです。一方、弾かずに水滴が広がって流れていってしまうようなら偽物の可能性があります。
ダイヤモンドは光の屈折率が非常に高いため、新聞紙の上に置くと真下の文字は遮られて完全に見えなくなります。
偽物は文字を置いても何重にも重なって見えたりするものの、読めなくなるほどではありません。
本物のダイヤモンドをブラックライトに当てると、青や黄色、緑などの蛍光を発することがあります。ブラックライトは100円ショップでも簡単に手に入るので、お手軽に確かめやすい方法。
ただしすべての本物ダイヤが蛍光するわけではないため、これだけを試して判断しないように注意しましょう。
ダイヤモンドは熱伝導性が高いため、冷たい状態から常温に戻るのが早い特性があります。
偽物と本物のダイヤを冷蔵庫で十分に冷やした後、常温に戻るまでの速さを比べてみましょう。
本物のダイヤモンドは熱伝導性が高いため結露も起きにくく、曇ってもすぐにクリアな状態に戻ります。
息を吹きかけてみて、本物と比べ曇りが長く残るものは偽物の可能性が高いでしょう。
本物のダイヤモンドは非常に硬い物質のため、簡単には傷がつきません。
既に傷がある場合や、別の硬い物質で傷がつく場合は偽物と判断できます。ルーペや虫眼鏡があるとじっくり観察できますよ。
本物のダイヤモンドなら新油性が高く、油性のインクで色をつけられます。
簡単に試せる方法ですが、ダイヤモンドに油分は大敵!油性ペンでは余計な汚れがついてしまうだけでなく、輝きを曇らせてしまうかも。試す際には自己責任で行う必要があります。
ダイヤモンドはファンデーションや汗、皮脂にも反応して曇ってしまうことがあります。汚れた場合は宝飾店に持ち込み、クリーニングを依頼するとよいでしょう。
同じサイズで比較した場合、本物のダイヤモンドはキュービックジルコニアやほかの偽物よりも軽いのが特徴です。手のひらにもって比べてみましょう。
本物のダイヤモンドは硬度が非常に高いため、カット面は鋭く美しく整っています。
ルーペで拡大して確認したとき、カットが粗い場合や丸みがある場合は、偽物の可能性があります。
小数点付きの数字:カラット数(ct)
宝石の種類:「D」ならダイヤモンド
ダイヤモンドがセットされている指輪やペンダントには、ダイヤモンドの情報が刻印されていることがあります。
指輪の内側やペンダントトップの裏などをチェックしてみましょう!

人工ダイヤモンドは合成ダイヤモンド、人造ダイヤモンドとも呼ばれるもので、天然のダイヤモンドと炭素構造は全く同じ。
自然でダイヤが作られる過程を人工的に再現したもので、天然ダイヤモンドとほとんど見分けがつかないほどの品質を持っています。
短いスパンで作ることができるため、一般的には天然のものより安価です。
「偽物」とまではいわれない場合があるものの、天然ダイヤモンドではないこと、また専門家が細かく見ると結晶体に違いがあり見分けがつきます。
また、石としての資産価値はほとんどないと考えましょう。
模造ダイヤモンドは、異なる素材でダイヤモンドに似た見た目を再現して作ったもの。これが、本物と成分がほとんど同じ人工ダイヤモンドと大きく異なる点です。
光沢や輝きはダイヤモンドに似ていますが、硬度や光の屈折率などで違いが現れます。

キュービックジルコニア(CZ)は、ダイヤモンドを模して作られた石。「人工ダイヤモンド」と呼ばれることもあり、最も一般的な偽物ダイヤモンドの素材です。
安価で大量生産が可能なため、ファッションジュエリーとして広く普及しています。
見た目や輝きは天然ダイヤモンドに似ていますが、劣るのは暗い場所での輝き。本物との違いを感じるシーンもあるでしょう。
モアサナイト(モアッサナイト)は、隕石の衝突跡から発見された天然のモアサナイト鉱石を模して作られた人工石。
モース硬度はダイヤに近い9.5、また屈折率も非常に高く、ダイヤモンドより輝きが強いといわれることもあります。
モアサナイトはダイヤの代用品ですが、ダイヤのように品質基準が設けられている宝石。キュービックジルコニアより高価ですが、ダイヤモンドよりは安価なため高品質な模造品として人気を集めています。
ジルコンは天然石の1種であり、ダイヤモンドに似た輝きがあることからダイヤの代わりとして使われることが多かった宝石。
ジルコンは硬度が比較的低いため傷がつきやすく、耐久性に劣ります。
スワロフスキーは、オーストラリアのガラス製造会社「スワロフスキー社」が製造するクリスタリ・ガラス。ヴェルサイユ宮殿やオペラ劇場のシャンデリアパーツとしても使われています。
スワロフスキーはカット面が多く、スワロフスキー社の独自の技術により反射率や屈折率が厳密に調整されているためキラキラと輝いて見えます。ただし耐久性や輝きは、やはりガラスのそれといえるでしょう。

人工(合成)ダイヤモンドに価値がないのかというと、一概にそうとはいえません!
天然のダイヤモンドと比較して価格は低い傾向がありますが、高い透明度やカットが施されている人工ダイヤモンドは、ジュエリーとして十分な価値があります。
また環境負荷が少ないことや倫理的な観点から、人工ダイヤモンドを選ぶ消費者も増えている背景も注目すべき点。
ただし、購入・売却の際は天然ダイヤモンドよりも安価になります。資産として保有したい場合は信頼できる業者を選び、本物(天然)のダイヤを選ぶのが重要です。

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ダイヤモンドの品質と価値を評価する際に用いられる国際基準「4C」。
「カット(Cut)」「カラー(Color)」「クラリティ(Clarity)」「カラット(Carat)」の4つの要素で評価され、ダイヤモンドの価格や魅力を大きく左右します。
以下では、それぞれの特徴について詳しく解説します。ダイヤモンド購入の際や、売却時に鑑定書をチェックしてみましょう!
エクセレント(EX)
ベリーグッド(VG)
グッド(G)
フェア(F)
プア(P)
ダイヤモンドが放つ美しい輝きは、カットの技術によって決まります。優れたカットが施されているとダイヤモンドは光を効率的に反射し、きらめきが最大限に引き出されます。
なかでもカットの総合評価、表面研磨、シンメトリー性がすべて最高評価になったものには完璧なカットを証明する「トリプルエクセレント」のグレードがつきます。
トリプルエクセレントのダイヤは市場でも高く評価されるため、ダイヤのカットは単なる美しさだけでなく価値にも直結する重要なポイントです。
ダイヤモンドのカラーは、無色透明に近いものほど珍しく、価値が高く評価されます。
色味は完全な無色透明を示すDから黄色味の強いZまでの23段階で評価され、とくにD~Fランクの無色透明なダイヤモンドは高ランク!
ただし、色が濃く美しいピンクやブルーのダイヤモンドは無色透明なものよりレアで、より高額になることもあります。
クラリティとは、ダイヤモンドの内部や表面に存在するインクルージョン(内包物)やブレミッシュ(傷)の有無や量といった純度を評価する基準です。
高いクラリティのダイヤモンドは透明感があり、美しさと希少性の両方が際立つため高価になります。
カラットはダイヤモンドの重さを表す単位で、1カラット=0.2グラム相当。
同じ品質であればカラットが大きいほど希少性が高く、価格も上がります。
ただしカットやクラリティ、カラーとのバランスも重要。大きなカラットでもほかの要素が低評価だと価値が下がることもあるため、4C全体のバランスがダイヤモンドの価値を決定づけることを押さえておきましょう!

Tiffany & Co.(ティファニー)
輝きやカットの美しさにこだわり、独自の基準でカットされた「ティファニーカット」が魅力。
Harry Winston (ハリー・ウィンストン)
クラリティやカットの評価が高い自社基準をクリアしたダイヤモンドのみを使用。宝石そのものの美しさを最大限に引き立てるデザインが特徴です。
『Tiffany & Co.(ティファニー)』『Harry Winston(ハリー・ウィンストン)』は、厳格な品質基準を満たしたダイヤモンドだけを取り扱うことで有名なブランド。
どちらも購入時には鑑定書付きでダイヤモンドの価値を証明してくれます。
鑑定書と、またブランドとして品質の高さ・信頼性があるため、購入後も価値を維持しやすい点が魅力。売却の際は買取市場でもしっかり資産としての価値を認めてもらいやすいでしょう。

ダイヤモンドの見分け方を知ることで、大切なジュエリーの価値を正しく把握できるようになります!本物と偽物を見分けるポイントや専門の鑑定を活用すれば、買取や購入を成功させやすくなりますよ。
とくにダイヤモンドは代用品が多く流通しているため、正確な見分けが重要です。本記事を参考にダイヤモンドの価値を確かめて、次の一歩につなげましょう!

ダイヤモンドが偽物の場合、石自体には買取価格が付かないことが一般的です。
ただし、アクセサリー全体のデザインや地金の素材に価値がある場合は、別途評価されることもあるので、まずは買取業者に相談してみましょう!
ダイヤモンドとガラスを見分ける方法としては、以下の方法があります。
1. ダイヤモンドに水滴を垂らして弾き具合をチェック
2. 新聞紙の上に置いてダイヤモンドの光の屈折を見る
3. ブラックライトに当てる
4. 冷蔵庫でダイヤモンドを冷やしてみる
5. 息を吹きかけて曇らせる
6. 傷がつくか/あるかどうかチェック
7. 油性マジックで色をつける
8. 重さを測る
9. ルーペでカット面の鋭さを見る
10. 地金に刻印があるかチェックする
とくにガラスは単純に透き通るため、新聞紙などに置いてみると文字がそのまま見えることが多いです。すぐに確認してみましょう!
人工ダイヤモンドは本物のダイヤモンドと非常に似ており、肉眼で見分けるのは難しいことがあります。
この場合、専門の鑑定機関や買取業者に依頼して鑑定してもらうのが確実。プロの鑑定士は専用の機器を使い、ダイヤモンドの特性を細かく調べることができます。
磁石で反応する物質が含まれる人工石もありますが、本物のダイヤモンドと人工ダイヤモンドのどちらも基本的には磁性にくっつかないため、この方法だけでは正確な判別ができません。
本記事の中でも紹介している別の方法を試してみましょう!

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