骨董品買取2019年10月15日
遺産の美術・骨董品は相続税の対象になる?評価と対策方法を徹底解説
亡くなった身内が美術・骨董品を複数持っていて遺産として相続する場合は相続税が発生するのでしょうか。税金が少なければ問題ないものの、相続するものが複数あれば相続税も高くなってしまうかもしれません。そうなると相続してよいものか迷ってしまいますよね。
ここでは美術・骨董品を遺産で相続した場合、相続税が発生するのかを解説します。相続税が発生する場合はどう対策すべきかについてもお教えしますので、税金対策でお悩みの方は必見です。
1.【疑問】遺産の美術・骨董品は相続税の対象?
身内から土地や不動産といったものを相続すれば相続税が発生するということは多くの方がご存知でしょうが、美術・骨董品も相続税の対象になるのかという点は分からない方も多いはずです。ここでは美術・骨董品などの遺産には相続税が発生するのかを解説していきます。
1-1.1点5万円以下は家財として扱われる
相続税は、相続開始時点で価値があるものに対して課税されます。美術・骨董品も同様です。しかし、1点が5万以下の美術・骨董品は家具などと同じように家財として扱われるため、家庭用財産として申告することができます。家財道具一式でまとめることができるため申告時の手間が少なくなるでしょう。
骨董品のほかにも相続するものがあれば、相続する遺産を全額計算して合計額を算出しておきましょう。相続税には基礎控除額があり、その控除範囲内であれば相続税を支払わずに済みます。
1-2.価値がある高価なものは申告が必要
1点に付き5万円以上の価値があるものは家財道具一式ではなく、1点1点の申告書を提出しなければなりません。相続するものが少なければ大した手間にはなりませんが、5万円以上のものが複数ある場合は申告に時間がかかってしまうでしょう。
骨董品を安い購入価格で入手した場合であっても、数年経つと高い鑑定価格がつくこともあります。少しでも価値があるかもしれないと感じたら、念のため査定をしてもらいましょう。
1-3.評価は「売買定例価額」と「精通者意見価額」を基に時価で決まる
素人の目から見れば美術・骨董品はただの古い品に見えるかもしれませんが、専門的な知識がある方が見ると高い価値を持っている品もあります。美術・骨董品の評価方法は売買定例価額や精通者意見価格などの情報を基に、その時の時価で決められます。売買定例価額は、実際に対象の品が市場で売られている価格や業者の取引価格などのことで、精通者意見価格は古物鑑定士や古物を主に取り扱っている美術商などの精通者が鑑定した価格のことです。
相続するときによって評価が異なるため、相続することが決まったらまずはどのくらいの評価を持っているのかを見極めてもらうべきでしょう。
2.価値のある骨董品である場合や骨董品の数が多い場合は査定してもらう
価値のある骨董品を持っている、または数多くの骨董品がある場合は査定をしてもらった方がよいでしょう。査定をしてもらうことで品の本当の価値がわかるため、相続トラブルを防ぐ対策としてもおすすめです。
2-1.税務署で査定は行われていない
税金の有無を申告する相手は税務署ですが、税務署では相続した品の全ての鑑定は行ないません。鑑定する予算がないことが理由として挙げられていますが、もし申告した額に不明点があれば税務署側で鑑定し、税金額の変更手続きが行われることもあるようです。
後々の税金トラブルを防ぐには申告前に信頼できる業者に美術・骨董品の価値を見極めてもらう必要があります。価値通りの価格を申告すればトラブルになる恐れもないでしょう。
2-2.相続トラブルを避けるためにも査定は肝心
遺産の中の品がほとんど価値のない品ばかりであれば大きなトラブルが起こらないかもしれませんが、高い価値を持っている品があればトラブルが起こる恐れがあります。高い価値を持っているものがあれば誰だって相続したいものです。査定を依頼した人間が高値であることを黙ったまま相続すると後々のトラブルにつながります。
また査定をせずに申告してしまい、後になって高い価値を持っていることがわかった場合もトラブルが起こる可能性があります。お金に関連することでの争いは非常に起きやすいため、親族内で揉めないように査定をしておくとよいでしょう。
古物の鑑定人や販売業者など、専門家に鑑定してもらったときは鑑定評価について書かれている評価鑑定書をもらっておきましょう。また相続税のための鑑定であっても、鑑定費用は自身で支払うこととなります。
2-3.買取を依頼して分配する方法もある
美術・骨董品が複数ある場合は買取を依頼し、全ての品をお金に変えた後に分配する方法もあります。まず一つ一つの美術・骨董品の価値を見極めてもらい、相続人同士で相談し、お金に変えた後、均等な配分になるよう分配します。これによってトラブルなく円満に相続できるでしょう。
3.美術・骨董品の数が多い場合は買取出張が便利
遺産の美術・骨董品の数が多ければ出張買取を利用することがおすすめです。古物鑑定士などではなく、なぜ出張買取業者がおすすめなのかを解説しましょう。
3-1.持ち込む必要がない
出張買取を行っている業者は、自宅まで査定に来てくれるという大きなメリットがあります。店舗に持って行って査定をしてもらうということがないため、複数の品を外に持ち出す手間がありません。美術・骨董品のなかには大きなものも多く、自分で作業するとなると大きな負担がかかります。
3-2.運ばないので破損する危険もない
美術・骨董品は古いものや繊細な扱いが必要になるものが多いため、品物自体を丁寧に取り扱う必要があります。少し力を入れただけで部分的に破損することも少なくありません。店舗に持って行くとなると道中で破損する恐れもありますが、出張買取なら破損の心配もないでしょう。
部分的にでも破損すると価値が大幅に下がる恐れがあるため、美術・骨董品の買取は自宅まで来てもらうことをおすすめします。
3-3.一度にたくさんのものを査定・買取してもらえる
店舗に持ち込んで査定をしてもらう場合は、店舗によっては持っていける量が限られるため大量の品の買取にはあまり向きません。出張買取は売りたいものをスペースにまとめておけばいいため、一度にたくさんのものを査定・買取してもらえます。まとめて査定をしてもらうことで査定額が上がる可能性もあります。
4.遺産の美術・骨董品の処分に困ったら【買いクル】がおすすめ
美術・骨董品を遺産で受け継いだものの、置き場所がなく処分したいと考えている方は買いクルにご相談ください。ここでは出張買取専門店の買いクルについてご紹介させていただきます。
4-1.出張買取が無料
買いクルは出張買取を専門に行っているため、お客様のご自宅に査定に伺います。多くのお客様が心配される出張費用や査定費用についてですが買いクルではこれらの費用をいただいておりません。お客様が査定でご負担いただく金額はありませんので、お気軽にご依頼ください。
4-2.骨董品以外にも買取品目が豊富
美術・骨董品以外にも、不要なものがあればまとめてご依頼ください。買いクルでは、ブランド品や宝石類、ゲーム機など幅広いジャンルの品目を買い取りしております。買取対象については公式サイトにてご確認いただけますが、公式サイトに掲載されていないジャンルであっても一度ご相談ください。
4-3.24時間・365日受付中
買いクルは年中無休で営業しております。お電話の場合は10時~20時ですが、メールでのお問い合わせは24時間可能です。お客様が買取を依頼したいと思われたタイミングでいつでもご連絡いただけます。
相続トラブルを避けるためにもまずは査定
美術・骨董品は素人から見ればガラクタであっても、中には高い価値を秘めている品があるかもしれません。高い価値を持っていることが後になってわかれば相続トラブルが発生するかもしれませんので、トラブル対策としても査定をしておくことがおすすめです。
相続後に美術・骨董品の処分に困ったら、ぜひ買いクルにご依頼ください。知識を持ったスタッフがご自宅に伺い、価値通りの査定額を提示します。思わぬ収益になる可能性もあるため、不要だと思ったら捨てずに買取依頼することをおすすめします。
まとめ
・美術・骨董品は相続税の対象となる
・相続トラブルを避けるためにも骨董品の査定をしておく
・相続した骨董品が不要であれば買取をしてもらうことがおすすめ。