中古美術・骨董品の壺は買い取ってもらえる？売る方法と買取価格を解説

「いらない壺を売却したいけど、どのように売ればよいかわからない」という方はいませんか？

壺の中には、驚くような価格で買い取ってもらえるものもあります。せっかく売るなら高値で買取ってもらいたいですよね。

ここでは、中古美術・骨董品の壺の買取方法や高値で買取される壺の特徴などをご紹介します。買取方法によって買取価格が変わってくる可能性もありますので、ぜひ参考にしてください。

1.中古美術・骨董品の壺の処分に困ったら買取がおすすめ

いらなくなった壺の処分は買取がおすすめです。プロの鑑定士に査定してもらったら、驚くような価値があるかもしれません。

1-1.壺とは？甕や花器との違いを解説

壺は、古くから生活必需品として使用されており、現在でも茶壷や酒壺、骨壺などさまざまな用途があります。

甕（かめ）は壺と似ていますが、甕は壺に比べると口が広く、底にいくにしたがい窄まる形をした焼き物です。壺は胴が膨らんでいて口が狭く、ものを注ぎやすくなっています。

壺は口が狭いため外気に触れにくく保存に向いており、甕は口が広いため保存には向いていません。しかし、中のものを取り出しやすいという特徴があります。

花器（花瓶）は、壺と形状は似ていますが、花をいけるために使われている焼き物です。壺に比べると歴史は浅く、平安時代に中国から輸入された陶器に花をいけていたようです。

1-2.壺は思わぬ高値で売れることもある

壺は有名職人や流派、作られた時代によって、思わぬ高値で売れることがあります。美術品としての価値も高く評価されており、海外のコレクターからも人気があるのです。

現存数が少なく希少価値が高い壺は、高い値段がつきます。もし古い壺をもっていたら、信頼できる専門家に査定を依頼してみることをおすすめします。

1-3.投資目的や爆買い中国人から人気

税金がかかる不動産などの代わりに、壺を投資目的で購入する人もいます。

素人では本物と偽物を見分けることは難しいですが、信頼できる鑑定士がいれば安心して購入できます。

壺は、海外のコレクターからも人気があります。特に裕福な中国人の中には、壺をはじめとした陶磁器類を爆買いしている人もいます。

日本の鑑定士を信頼できると考える方も多く、日本の壺は投資目的としても人気があるのです。

2.壺はどのくらいの値段で売れる？参考価格と買取方法を紹介

古い壺を持っている方は、壺がいくらで売れるのか気になっているでしょう。

ここでは、参考価格や買取方法をご紹介します。

2-1.壺の参考買取価格

人気が高い有田焼、古伊万里の買取価格をご紹介します。

14代酒井田柿右衛門作の有田焼の大壺は、25～30万円で買取されています。

酒井田柿右衛門は17世紀から続く家系で、現在15代目が活躍しています。14代酒井田柿右衛門は人間国宝にも認定されていた人で、作品は非常に高い評価を受けています。

古伊万里は、日本の陶磁器の中で最も人気の高いもののひとつです。

染付古伊万里の蓋付き壺は、10万円前後で買取されています。古伊万里とは、江戸時代までに制作された伊万里焼のことです。

2-2.壺を売りたい方必見！壺の主な4つの買取方法

壺を買取してもらうには、いくつかの方法があります。

ここでは4つの買取方法をご紹介します。

2-2-1.骨董市

骨董市は、骨董品屋や一般人が持っている骨董品を持ち寄って、出店するものです。骨董市に出店するためには、古物商許可証などの資格が必要となる場合もありますが、一般の人でも出店できる骨董市もあります。

骨董市に出店する場合は、主催者が決めている規約をしっかり確かめて守らないと、すぐに撤去させられる場合もあるため注意しましょう。

2-2-2.ネットオークション

ヤフオクなどのネットオークションを利用して、壺を売却する方法もあります。希望以上の高価格で売れることもありますが、希望額に全く届かないほど低価格で売れてしまうこともあります。

ネットオークションを利用する場合、詐欺などのトラブルに合わないように注意しなければいけません。相手の実績やメールアドレス以外に、住所や電話番号を確認しておくことが大切です。

2-2-3.店頭買取

店頭に買取ってほしいものを持って行き査定してもらう店頭買取も、壺を売却する方法のひとつです。

店頭買取は、その場で査定してもらってすぐに買い取ってもらえるというメリットがありますが、店頭に持って行く手間や途中に破損してしまうリスクがあります。

また、目の前で査定してもらうと、買取価格に不満だったとしても断りにくいということも覚えておきましょう。メリットとデメリットを理解して、店頭買取を利用してください。

2-2-4.出張買取

査定士が自宅まで来てくれる出張買取は、壺を買い取ってもらうのにおすすめの買取方法です。店舗まで壺を持って行く手間と途中で破損してしまうリスクがありません。

宅配買取を利用するときのように、梱包したり郵送するも必要ないのです。

しかし、無料出張査定といっておきながら、出張査定料を請求してくる悪徳な出張買取業者もいます。事前に買取事例や買取地域だけではなく買取実績や評判を調べてから利用しましょう。

3.事前に確認！高く売れる壺のポイントとは

高く売れる壺にはいくつかのポイントがあります。事前にチェックして、査定してもらう際の目安にしましょう。

3-1.有名な作家が作った壺か

有名な作家が作った一点物の壺は、高く売れる可能性があります。先ほどご紹介した、酒井田柿右衛門などの有名作家が作った壺は、欲しい人が多いため高額で取引されているのです。

高価買取してもらえる可能性があるので、査定前に確認して有名な作家の作品か確認しましょう。

3-2.有名産地の壺か

備前焼、信楽焼などの有名産地の壺は、高額買取のポイントのひとつです。特にテレビ番組「開運！なんでも鑑定団」に登場する古伊万里や古備前などは、人気が高く高額で取引されています。

また、日本だけではなく中国や朝鮮、西洋で作られた壺も、高額買取が期待できるでしょう。アンティークとして考えられるような古い時代に作られたものであるならば、まず査定してもらうのがおすすめです。

3-3.綺麗な状態かどうか

状態が良いかどうかは、買取価格に大きく影響します。

人気がある作家の作品でも、傷などがあると価値は下がってしまうのです。そのため、査定に出す前に落とせる汚れは落としておきましょう。高額買取につながる可能性が少しでも高くなります。

また、箱などの付属品が揃っていることも、査定価格に大きく影響します。売却予定で購入した壺は、箱も大切に保存しておくようにしましょう。

4.壺の買取なら【買いクル】がおすすめ

壺の買取方法で出張買取をご紹介しましたが、買取業者の選択にお困りのときは【買いクル】をご利用ください。

買いクルをおすすめする理由をご紹介します。

4-1.24時間365日受付可能

買いクルは、メールとフリーダイヤルで24時間・365日年中無休で受付しています。平日や日中は忙しく時間が取れないお客様でも、時間の空いているときにご利用いただけます。

LINEで写真を送っていただければ、査定をさせていただくサービスも行っています。査定額が気になっている方は、ぜひ一度気軽にご利用してみてはいかがでしょうか。

4-2.無料出張買取

買いクルは無料出張査定を実施しています。査定のご予約をしていただいてから、最短30分で査定員がお客様のご自宅に訪問いたします。

査定員は高い査定技術とビジネスマナー、コンプライアンス順守の徹底など、厳しい教育を受けています。基準をクリアした専門家ですので、安心してご利用ください。

契約不成立になった場合も、出張査定料を請求することはありませんので、お気軽にご依頼ください。

4-3.その場で現金の受け取りが可能

査定額に満足していただけた際には、その場で現金の買取を行っています。ご希望の方には、即日振込も対応可能です。

査定員の訪問時に、査定商品と本人が確認できる書類（免許証やパスポートなど）をご用意してお待ちください。

4-4.他にもさまざまな買取品に対応

買いクルの買取対象品目は、壺だけではなく数多くの品を扱っております。茶道具などの美術品から車やおもちゃまで買取可能です。

買取に満足していただけた方は、他の商品の買取にもご利用ください。また、壺を査定する際に、他の商品も一緒に査定して買い取ることも可能です。お気軽にお声がけください。

「不要な壺は買い取ってもらうのがおすすめ」

不要な壺は、買取業者に買い取ってもらいましょう。壺は美術品としてだけではなく、骨董品や投資目的としても人気があり、高額で取引されているものもあります。

有名な産地や有名な作家が作ったものなら、高額で買い取ってもらえる可能性があります。

買取方法としておすすめなのは、出張買取です。壺を店頭に運ぶ手間や破損のリスクがなく、自宅まで査定員が訪問してくれます。

おすすめした【買いクル】に依頼して、適切な価格で壺を買い取ってもらいましょう。

まとめ

・壺は美術品としてだけではなく、骨董品や投資目的にも人気がある

・買取方法でおすすめなのは、リスクが少ない出張買取

・「有名な作家」「有名産地」「良い保存状態」は高く売れる壺のポイント

・買取業者では「買いクル」がおすすめ