その他買取2019年8月23日

【2019】価値ある記念硬貨・記念コインの買取価格相場を一挙にご紹介

海外コインをはじめ世界にはたくさんの記念硬貨があります。それは日本も例外ではありません。

 

記念硬貨を趣味でコレクションしているけど、増えすぎてしまったりもう飽きてしまったりして売りたいと考えていませんか?

 

この記事では記念硬貨や記念コインの買取相場について詳しく解説します。中にはプレミア価格が付く物もありますので、捨てるのではなく、売ることを検討してみましょう。売却できれば思わぬ利益となるため、不要品をお得に処分できるチャンスです。

 

1.記念硬貨・記念コインを解説

 

記念硬貨とは、世界各国で記念すべきことがあったときに発行される硬貨のことです。日本でもオリンピックや万博の開催時に記念硬貨が発行されており、所持している人も少なくないでしょう。

 

硬貨によって流通量は異なり、流通量が少ないものは高い価値を持っていると言われています。コレクターの人からすればどうにかして手に入れたい品なので、査定に出せば予想以上の買取価格を提示されるかもしれません。

 

2.代表的な国内記念硬貨買取相場

 

日本国内で発行された記念硬貨は全38種類です。それぞれで販売価格や買取相場が異なります。ここでは38種類の中でも代表的な22種類の硬貨を相場一覧で詳しく見ていきましょう。

 

2-1.東京五輪記念硬貨

 

1964年の東京オリンピック開催を記念して発行された硬貨です。この硬貨が日本で初めて発行された硬貨で、記念硬貨の中でも特に知名度の高いものとなっています。

 

額面価格100円/1,000円

参考買取価格 100~400円/1,000~3,000円

 

 2-2.大阪万博記念硬貨

 

1970年に開催された大阪万博開催を記念して発行された硬貨です。大阪万博はアジアでは初の国際博覧会となっており、白銅貨で作られています。

 

額面価格100円

参考買取価格100~200円

 

 2-3.札幌五輪記念硬貨

 

1972年の札幌五輪開催を記念して発行された硬貨です。素材は白銅貨で作られており、発行枚数が多いことが特徴のひとつに挙げられます。市場に多く出回っているため、額面価格以下の査定となることがあります。

 

額面価格100円

参考買取価格100~300円

 

 2-4.沖縄国際海洋博覧会記念硬貨

 

アメリカからの沖縄返還、日本本土への復帰を記念して開催された沖縄国際海洋博覧会の記念硬貨です。発行数が非常に多いため、こちらは高い価値を期待できません。

 

額面価格100円

参考買取価格100~200円

 

 2-5.天皇陛下御在位50年記念硬貨

 

昭和天皇が在位されてから50年目の1976年に発行した記念硬貨です。こちらも非常に発行数が多いことから高い価値は期待できませんが、未使用品であれば額面より高い価値になることもあります。

 

額面価格100円

参考買取価格100~400円

 

 2-6.天皇陛下御在位60年記念硬貨

 

昭和天皇の御在位60年のときにも記念硬貨が発行されています。50年のときは100円のみでしたが、60年記念硬貨は500円・1万円・10万円の3種類発行されています。使用状態によって、額面以上の価格が期待できます。「プルーフ金貨」「1-3点セット」など販売形式は多数です。

 

額面価格500円/10,000円/100,000円

参考買取価格500~800円/10,000~15,000円/100,000~120,000円

 

 2-7.内閣制度創始100周年記念硬貨

 

日本内閣制度開始から100周年経った1985年に発行された硬貨です。白銅貨の素材で作られており、発行数が非常に多くなっています。額面通りの価値が期待できないこともあります。

 

額面価格500円

参考買取価格500~800円

 

 2-8.国際科学技術博覧会記念硬貨

 

1985年に開催されたつくばエキスポを記念した硬貨です。こちらは国内で初めての500円記念硬貨となっています。

 

額面価格500円

参考買取価格500~800円

 

 2-9.青函トンネル開通記念硬貨

 

北海道と青森を繋ぐ青函トンネルの開通記念硬貨です。1988年に開通されたこのトンネルは、世界で最も距離の長いトンネルとなっています。

 

額面価格500円

参考買取価格500~800円

 

 2-10.瀬戸大橋開通記念硬貨

 

岡山県と香川県を繋ぐ瀬戸大橋の開通記念硬貨です。こちらも青函トンネル同様、1988年に開通されたもので、10の橋を総称する大きな橋です。青函トンネル開通記念硬貨とのセットで買取価格UPが期待できます。

 

額面価格500円

参考買取価格500~800円

 

 2-11.国際花と緑の博覧会記念硬貨

 

世界85カ国が参加した国際花と緑の博覧会の開催を記念した硬貨です。1990年に大阪で開催された博覧会で、額面が5,000円と高価になっています。

 

額面価格5,000円

参考買取価格5,000~7,000円

 

 2-12.天皇陛下御即位記念硬貨

 

こちらは1990年、1991年に発行された記念硬貨です。平成天皇の御即位を記念する硬貨で500円と10万円の2種類があります。

 

額面価格500円/100,000円

参考買取価格500~800円/100,000~130,000円

 

 2-13.裁判制度100周年記念硬貨

 

日本の裁判所制度が始まってから100年となる1990年に発行された硬貨です。額面は5,000円となっており、銀貨で作られています。

 

額面価格5,000円

参考買取価格5,000~8,000円

 

 2-14.議会開設100周年記念硬貨

 

こちらも裁判制度同様、議会開設から100年を迎えたことを記念する硬貨です。額面は5,000円、素材は銀貨と裁判所制度100周年記念硬貨と同じスペックになっています。

 

額面価格5,000円

参考買取価格5,000~8,000円

 

 2-15.沖縄復帰20周年記念硬貨

 

アメリカから沖縄が返還されてから20年が経過したことを記念する硬貨です。1992年に発行されており、額面は500円となっています。

 

額面価格500円

参考買取価格500~800円

 

 2-16.皇太子殿下御成婚記念硬貨

 

皇太子殿下(令和天皇)の御成婚を記念して発行された硬貨です。1993年に3種類発行され、5万円のものはで作られていることから高い価値を持つとされています。

 

額面価格500円/5,000円/50,000円

参考買取価格500~800円/5,000~7,000円/50,000~70,000円

 

 2-17.長野五輪記念硬貨

 

1994年に長野で開催された冬季長野オリンピックの記念硬貨です。合計9種類ものデザインの硬貨が発行されており、額面も3つあります。

 

額面価格500円/5,000円/10,000円

参考買取価格500~800円/5,000~8,500円/30,000~50,000円

 

 2-18.FIFAワールドカップ記念硬貨

 

2002年に開催されたFIFAワールドカップを記念して発行された硬貨です。こちらも額面が3つあり、1万円硬貨はで作られているため高い価値を持っています。

 

額面価格500円/1,000円/10,000円

参考買取価格500~800円/1,000~5,000円/30,000~50,000円

 

 2-19.愛知万博記念硬貨

 

2004年に開催された愛知万博を記念した硬貨です。こちらも3つの額面が用意されていて1万円は金貨幣となっていて、1万円硬貨は特に高値での買取が期待できます。

 

額面価格500円/1,000円/10,000円

参考買取価格500~800円/1,000~3,000円/30,000~60,000円

 

 2-20.天皇陛下御在位10年記念硬貨

 

平成天皇の御在位10年を記念して1999年に発行された硬貨です。2種類額面がありますが、1万円の方はプレミア貨幣として発行されており、額面以上の高い価値を持っています。

 

額面価格500円/10,000円

参考買取価格500~800円/60,000~80,000円

 

 2-21.天皇陛下御在位20年記念硬貨

 

平成天皇の御在位20年を記念して2009年に発行された硬貨です。10年記念硬貨同様、2種類額面があって1万円の方はで作られたプレミア貨幣です。

 

額面価格500円/10,000円

参考買取価格500~800円/40,000~80,000円

 

 2-22.新幹線鉄道開業50周年記念硬貨

 

新幹線鉄道開業から50周年を迎えた2014年に発行された硬貨です。100円と1,000円があり、100円は9種類ものカラーデザインが用意されています。

 

額面価格100円/1000円

参考買取価格100~200円/1,000~15,000円

 

3.記念硬貨以外でも高額取引される硬貨

 

記念硬貨は物によっては額面価格以上の価値を持つものも多いですが、記念硬貨以外にも高額取引される硬貨があります。どんなものが高額となるのかを見ていきましょう。

 

 3-1.発行数の少ない硬貨

 

発行数が少ない硬貨は市場に出回っている数も少ないため、希少価値があるとされています。特に額面以上の価値が期待できるのが1987年に発行された50円硬貨。額面は50円ですが、取引した場合は約4,000円の価値になると言われています。

 

1982年に硬貨の流通量が大幅にストップされたことから1987年の50円硬貨は流通量が非常に少ないことが理由のひとつです。

 

3-2.エラー硬貨

 

硬貨の製造過程にて何らかのトラブルが起こり、正常な硬貨のデザインとは異なるものをエラー硬貨と言います。エラー硬貨にはいくつかの種類がありますので、確認していきましょう。

 

 3-2-1.傾打ずれ

 

傾打ずれとは裏表でデザインの位置が異なる硬貨のことです。価格相場は50,000円~となっています。

 

 3-2-2.刻印ずれ

 

刻印ずれとは硬貨の刻印が正常な位置とずれている硬貨のことです。価格相場は2,000円~となっています。

 

 3-2-3.影打ち

 

影打ちとは表と裏のデザインが全く一緒になっている硬貨のことです。価格相場は200,000円~となっています。

 

 3-2-4.へげ

 

へげとは硬貨の表面のどこかがめくれてしまっている硬貨のことです。価格相場は2,000円~となっています。

 

 3-2-5.穴ずれ

 

穴ずれとは50円や5円の硬貨の穴の位置がずれているものを言います。価格相場は50,000円~となっています。

 

 3-2-6.穴なし裏写り

 

穴なし裏写りとは効果の表から裏のデザインが透けて見えるものを言います。価格相場は20,000円~となっています。

 

4.買取に出すときに注意しておきたいこと

 

記念硬貨を買取に出すときに注意していただきたいことがあります。3つのポイントを確認しましょう。

 

 4-1.手を加えない

 

10年以上前の硬貨であれば多少の汚れが付着しているかと思いますが、汚れなどはそのままにしておき、手を加えないようにしておきましょう。汚れをとるために薬剤を使用して拭き取ったり、研磨したりすると硬貨に傷がつく恐れがあります。発行当時のものではないと判断され、価値が下がってしまうため、美品でなくてもそのままの状態で査定にお出しください。

 

 4-2.開封しない

 

記念硬貨の中には専用のケースに入っているものもあります。専用のケースに入っている場合は開封せず、そのまま査定にお出しください。未開封品としてさらに価値が上がることもあります。

 

 4-3.付属品をそろえる

 

記念硬貨を購入したときに箱やケースが付いている場合や複数の貨幣が一緒になっているプルーフ貨幣セットを売却するなら付属品も一緒にご用意ください。付属品がある・ないによって査定額が大きく変わるものもあります。

 

硬貨を売るなら今!

 

硬貨などの貨幣価値は年々減少し、硬貨を集めるコレクターそのものも少なくなっていると言われています。記念硬貨は売ろうかなと思ったときが売り時です。思い立ったらすぐに行動に移しましょう。

 

記念硬貨はその価値をしっかり見極められる人に見てもらうことが重要なので、信頼できる査定員が在籍する小銭を買取対象としている業者に買取依頼をお願いしましょう。

 

まとめ

日本国内の記念硬貨は38種類ある

・記念硬貨の中には10万円以上の価値を持つものもある

・エラー硬貨も高く売れる可能性が高い

 

・買取に出すときは付属品を揃え、手を加えずそのままの状態で査定に出す

 

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