骨董品買取2019年3月16日

中国の骨董品は持ち出し禁止!意外と知らない古美術品の基礎知識とは

ネットの普及により外出せずに海外の物を通販やオークションで手に入れられるようになりました。骨董品も例外ではなく海外で作られた物を取り寄せることができます。

 

しかしネットを利用して海外の物を手に入れるようになった現代では、気をつけなければいけない点があります。それは中国で骨董品の持ち出しが禁止されているということです。

 

特に中国の骨董品は時代のあるもの程人気があり、相応な金額で高値買取してもらえる種類となっています。高価買取作家として人気がある作品であれば高値買取してもらえるチャンス。

 

中国の骨董品の扱いにはどのような決まりがあるのでしょうか。

本記事では詳しくご紹介します。

 

1.中国の骨董品は持ち出し禁止

 

中国では国家文物局の決定により2007年6月より、中国文化財の海外持ち出しを禁止する新基準を施行しています。この規定は在中国日本大使館のホームページより確認ができます。

 

国家文物局とは中国で文化の管理をする組織です。文化を管理する組織は2つありもう一つが文化部となっており、国家文物局の役割は文化財保護、博物館の管理です。

 

正確には骨董品ではなく文化財の持出禁止で、骨董品以外にも文化財と見なされる品物も該当します。持出禁止の基準は以前からあり、今回の基準見直により、持出禁止制限を「1795年以前の文物」から「1911年以前の文物」に変更がなされ、基準が100年以上も上がりました。

 

しかし、全ての文化財が1911年以降であれば問題ないわけではありません。別の基準として歴史的、芸術的、科学的価値のある文化財は1949年以前の品物が持出禁止となっています。骨董品でいえば、絵画や陶芸品が該当します。

 

国家文物局による決まりは中国からの持出禁止です。中国から流れてきて国内で文化財に該当する骨董品を手に入れた場合は該当しません。持出が禁止なだけであり、規定に該当する骨董品を既に持っている場合は該当しないでしょう。

 

禁止事項に触れてしまいやすいケースは2つ考えられます。

 

1つは中国へ旅行に行き市場で骨董品を購入するケースです。年代で基準が定められていることを知らずに、お土産として買った物が禁止とされている年代の骨董品だったということがあります。骨董品によっては持出禁止に該当していると、何かしらの目印が付いてることがありますが、全てとは限りません。

 

骨董品の鑑定は素人には難しいため、持出禁止の年代に作られた骨董品かを見極めるのは至難の業です。特に中国となれば日本と骨董品の性質が変わるためなおさら分かりにくいでしょう。禁止とは別に贋物であるニセモノが出回っている問題もあります。

 

対処法としては中国へ行った時、市場に限らず時代が明確に分からない骨董品を買わないことです。禁止されていない年代の骨董品は価値もそこまで高くなく高値買取は期待できません。買取金額を考えればリスクを侵して購入する必要性がなくなります。

 

もう1つ、一番気をつけたいのはネットのオークション。現在ネットを利用してオークションに参加できますが国内ではなく海外のオークションも存在し、ネットを介せば簡単にオークションに参加できてしまうのです。

 

その時に中国のオークションでは骨董品が出品される場合があります。オークションの品は落札すれば通販のように自分の下に送られてきます。つまり「持出」をしたことになり、禁止の年代に該当していれば禁止事項に触れたとみなされてしまいます。

 

中国では文化財に該当する骨董品がオークションで出回っていることも問題となっています。対処法としては中国のオークションで骨董品を落札するのはやめましょう。人気があり金額もそこまで高額ではない出品物を見つけたとしても安易に飛びついてはいけません。

 

2.最悪の場合「逮捕」も

 

禁止事項に該当する骨董品を持ち出してしまうとどうなるでしょうか。国家文物局が発表している説明には「処罰の対象となり、懲役刑や罰金となる」と書かれています。相応の金額を取られてしまうだけでなく懲役刑という言葉から分かるように、逮捕される恐れがあるのです。

 

過去に文化財の密輸で逮捕された日本人がいます。内容としては化石を持ち出そうとしたらしく、懲役5年の判決が下りました。

 

上記のケースは密輸ですが持出禁止となっている骨董品を持ち出した場合、同じような罰則を受ける可能性は高いでしょう。基準の年代を広げたということは、それだけ厳しくなったということです。

 

3.国内の中国骨董品に高値が付く

 

持出禁止により日本国内における中国の骨董品が流通量は少なくなりました。逆に言えば現在国内にある中国の骨董品はそれだけ希少価値が上がっているのです。もしも家に眠っている中国の骨董品があれば高価買取してもらえるチャンスとなります。

 

主な中国骨董品としては陶磁器や絵画を始め、象牙や刀があるでしょう。2007年以前は基準も緩くなっていたため、運よくご自宅に流れ着いている可能性もあります。自分の家に該当する骨董品がないか探してみるといいでしょう。

 

昔何らかの理由で中国に行っていた親族がいる場合には、中国骨董品が自宅にある可能性が高くなります。しかし中国では贋作も多く出回っているため、価値のないニセモノの可能性も少なからずあります。買取をしてもらう場合は買取業者に依頼をし、専門家である鑑定士に鑑定してもらいましょう。

 

もしも該当する中国の骨董品だった場合、それは大変に希少価値の高いお宝です。中には鑑定を装って騙し取ろうとする悪質な業者もいます。買取査定をしてもらう場合は情報を集めるなどして信用できる買取店を利用しましょう。

 

人気のある高価買取作家に該当する場合だと高値買取のチャンス。刻印で本人の作品とわかればよいですが、中には判断できない場合もあります。

家にある場合は刻印以外で作家が誰かを示す情報が残っている可能性もあり、見つかった場合は査定してくれる買取業者に渡しましょう。

 

4.中国骨董品なら「買いクル」にお売りください

 

自宅に中国の骨董品がある場合、買取業者としては買いクルをおすすめします。買いクルは骨董品だけでなく様々な種類の買取を行っている業者であり、中国の骨董品も該当します。

 

買いクルでは出張買取をしてくれます。直接買取店に行くのではなく、業者側から自宅へ来てくれるのです。希少価値のある骨董品は繊細に扱わなければならないため、持ち運びにストレスがかかるものもあるでしょう。

 

特に刀は骨董品といえども凶器に変わりないため、外に持ち出せばトラブルを招く危険性もあります。そうでなくても店まで持っていく間に壊れてしまえば目も当てられません。出張買取であればそのようなトラブルを考える心配はないといえます。

 

ジャンルこそ様々ですが、買取査定をしてくれる人は専門家です。買取相場を理解している人間であり、高額査定が期待できます。中国の絵画となれば朝鮮美術に精通している方が期待できるでしょう。

 

買取査定の結果、高額査定ではなく他店より買取価格が安ければ返品が可能です。そのため満足の行く結果が出なくても無駄にはなりません。

 

ルールを守って骨董品を楽しもう

 

骨董品の取り扱いで捕まってはたまったものではありません。しかし扱う骨董品は単なる人気があり時代を感じさせる「お宝」ではなく文化財という歴史的に貴重な物であるのは確かです。中国の国家文物局が基準を定め守ろうと考えるのもおかしな話ではありません。

 

禁止されていることを理解すれば骨董品を扱うのも怖くないでしょう。自分が扱っているのは歴史に関わる物品として骨董品は法律、ルールを守って扱ってください。

 

まとめ

・中国の骨董品は2007年から年代の基準が新たに定められ、持出禁止となっている

・持出禁止は中国での骨董品購入、海外のネットオークションで落札といった行為で該当する危険がある

・禁止事項に触れれば懲役、罰金となり逮捕される恐れがある

・基準が定められ中国の骨董品が流れてこなくなったため、現在国内にある骨董品は希少価値が高くなっている。

 

・中国の骨董品は安全に買取できる出張買取の買いクルを使うのがいい。

 

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