骨董品買取2019年2月15日

本物?偽物?骨董品の価値を見分ける方法と注意点を徹底解説します

骨董品は価値のわかり難く、素人がパッと見ただけで本当の価値はわかりません。本物だと思っていても、偽物(ニセモノ、贋物)だと判明するケースも珍しくないでしょう。

 

基本的に骨董品が本物か偽物を専門でない人間が確実に見分けるのは不可能です。しかし素人でも確認するポイントがわかれば、ある程度の判断はできます。

 

それでは素人でも骨董品の価値を見分ける方法はどうすればいいのか。そして、おすすめの買取方法をご紹介します。

 

1.骨董品と偽物は切っても切り離せない

 

骨董品は本物か偽物の判断が難しいものです。そのため偽物を本物と偽り、売りつけようと悪徳な人間も存在します。

 

1-1.中国では95%偽物だった詐欺もある

 

中国といえば度々本物を模範した「パチモン」を作っているのがテレビニュースで問題に挙げられます。エンタメ関係のパチモンがよくニュースになりますが、骨董品の世界も例外ではありません。

 

中国では骨董品の偽物を製造している地域もあります。しかも、中国政府の許可を得ていれば贋作(偽物の作品)を制作し販売したとしても、詐欺罪といった罪になりません。

 

偽物を作ることが罪に問われず存在できる関係が中国ではあり、その結果掘り出された骨董品の95%が偽物だという事態になっているのです。

 

日本でも偽物としては野々村仁清の作品が有名であり、彼は陶工で寺の前で窯を開きました。陶工は無名の象徴でしたが仁清はその骨董品が高く評価され、そのため偽物も多く出回ってしまいました。

 

1-2.返金できる?罪になる?

 

中国では偽物を売ったとしても罪にはなりません。

 

日本ではどうなのでしょうか?

残念ながら日本国内でも、偽物を罪に問うのも難しいのです。

 

骨董品の偽物、贋作を取り扱っていた場合、相手が「偽物を取り扱っていた」と証明しなければいけません。

つまり、「取り扱っていた方が本物だと思っていた」場合は罪を問えないのです。それが偽物だろうと「偽物を取り扱っていた」と認めさせなければいけません。偽物と明確に判断できる鑑定書でもない限りは難しいでしょう。

 

骨董品は素人どころか専門家である鑑定士でも真贋の判断を間違えることがあります。そのため「鑑定士に鑑定してもらったのに偽物だったとは…」といった趣旨の回答をされてしまえば、なす術はないでしょう。

 

偽物を問うのが難しい以上、返金を問うのも難しいでしょう。弁護士を頼ったところで返金できるとは言い切れません。

 

2.骨董品の価値を見分けるポイント

 

鑑定士程の鑑定はできずとも、偽物かある程度判断できる方法はないのでしょうか。

見分けるポイントとして以下の3点を確認しましょう。



2-1.作者のサインの有無

 

本物と偽物の判断でわかりやすいのは、骨董品に誰が作ったものであるかを証明するサインの存在。

多くの作家は自分の作品と証明するため作品にサインをするので、サインの有無を確認しましょう。サインの内容は単に自分の名前を書くだけでなく刻印が押されているケースもあります。

 

サインがなければ偽物、贋作である可能性は否定できません。サイン自体は読めなくてもあるかないかが重要なのです。

しかし本物にならいサインを入れている可能性もあり得るため、サインだけで判断するのは難しいでしょう。

 

経年劣化によりサインがほとんど見えなくなっているケースもありますので、サインの劣化を防ぐ為に、骨董品は丁寧に保管することをおすすめします。

 

2-2.年代

 

基本的に骨董品は年代が古ければ古いほど価値が付くもの。

古い程現代に残っている可能性は低く、それだけ希少性が高くなります。骨董品によっては箱などに年代が書かれている場合もあるので、箱がある方は確認してみてください。江戸時代辺りものになればかなり価値が高くなるでしょう。

 

年代と見た目から判断する方法もあります。

例えば茶道具といった磁器系の場合、古ければそれだけ光沢が少なく全体の色合いも薄れてきています。逆に光沢が十分にあれば最近のもの、偽物・贋作と考えられるのです。

 

2-3.素材

 

基本的に良い素材で作られたものは高価になります。

宝石や金銀といった素材で作られていれば必然的に価値が高くなるのです。どのくらいの割合で使われているかもポイントですが、一部でも使われていればそれだけで価値は保証されます。

 

問題は素人目でどの素材が使われているか完全に見抜くのが難しいこと。

金や銀であればまだわかりますが、宝石の場合は種類を理解していないと判断できないでしょう。

 

素材の見分け方としては掛け軸といった日本画系統には別の方法もあります。

古い掛け軸は墨が使われているため、墨の匂いを感じ取れるでしょう。偽物贋作の場合はインクを使用していることもあるのです。

 

3.骨董品を売るには

 

骨董品は誰が見るかで価値の変わるものであるため、売る場所により買取価格も大きく変わってきます。

 

3-1.市場に持っていく

 

定期的に開かれる市場へ持っていくことのも、骨董品を売る方法のひとつ。骨董の市場はさまざまな骨董品が並んでおり、そこで骨董品を出して売ることができます。

 

しかし骨董品を取り扱う市場の場合は「古物商許可証」というものが必要です。許可証がない状態で販売してしまえば「100万円の罰金」「懲役3年」といった実刑も下される可能性があります。費用と書類が必要で正式に許可が出るのにも時間がかかります。

 

売る以上にリスクも大きいため、市場を利用するのであればフリーマーケットを利用した方がいいでしょう。ただ、フリーマーケットになると確かな目利きを持った人間が買取してくれるとは限りません。

 

3-2.ネットオークション(ヤフオク)

 

ネットのオークションに出品して売る方法もあります。

普段からネットオークションを利用している方なら、簡単な方法でしょう。

 

ネットは不特定多数の人間が見るため、品の真贋がわかる人間の目に留まる可能性もあります。ひとりではなく複数の人間が目を付ければ、予想以上の価格で売れる可能性もあるでしょう。

 

ただ、ネットオークションは実物を手に取って見てもらえるわけではありません。直接会話することもできないので、落札後に買い手とトラブルが起こるケースもあります。

 

価格も自分で設定するため、品の価値がわからない状態だと本来より格段に安い価格で出品してしまうことも考えられるでしょう。オークションに出す場合は事前に専門家である鑑定士に鑑定してもらうのがおすすめです。

 

3-3.買取専門業者

 

確実に適正価格で売りたい場合は、買取専門業者に相談しましょう。

目利き力、買取実績のある買取専門業者に依頼するのが、ネットオークションよりも安心安全です。

ネットオークションのように、トラブルになることもほとんどありません。

骨董品の買取りは、買取専門店に依頼しましょう。





4.おすすめは【買いクル】

 

おすすめの買取専門業者は【買いクル】です。

 

4-1.骨董品のプロがいる

 

買いクルは家電やゲームソフト、ブランドなど豊富なジャンルの買取をしています。ジャンルが複数なため「特化した専門の人間に査定してもらえないのではないか」と考えてしまうかもしれませんがそんなことはありません。

 

骨董品の専門家・プロがしっかり骨董品を鑑定をしてくれます。

 

4-2.出張買取がある

 

骨董品は取り扱いが難しく、買取業者へ持っていくまでに外部からの衝撃で破損してしまう危険性もあります。

特に日本画や仏教美術といった絵画系統はより取り扱いに気をつけなければなりません。重量のあるものは持って行くだけで苦労するでしょう。

 

そんな時こそ買いクルです。買いクルは出張買取サービスを行っているため、買取依頼をすれば自宅へ来て査定・鑑定してくれます。

 

査定はプロに頼むのが一番

 

骨董品は専門家・鑑定士になれるレベルでない限り、自分で価格を判断するのは不可能です。

価値がわからず売ってしまえば、損してしまうケースも考えられます。本物か偽物か、自分の力である程度判断できるかもしれませんが、適正な価格の判断はプロの査定に任せましょう。

 

鑑定団が骨董品を鑑定するエンタメ番組で見るような、高額な値打ちがお持ちの骨董品にもあるかもしれません。気になる方は、専門の業者に査定してもらいましょう。

 

まとめ

・骨董品は偽物を購入してしまっても、罪に問うのが難しい

・骨董品を見極めるポイントは作家のサイン、作られた年代、使われている素材

・骨董品を売る場合は市場、ネットオークション、買取専門業者に頼む方法がある

 

・買取専門業者で売る場合は買取実績のある業者に任せるべき

 

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