家電買取2019年7月4日
中古プリンターは売れる?査定方法と家電のおすすめ買取・リサイクル方法
PC周辺機器として人気のあるプリンターはさまざまな便利機能が搭載されていますが、毎年その機能はパワーアップし、高性能なものが出てきます。その中で気になるものが見つかれば、今手元にあるプリンターを手放して新しいプリンターを購入しようと検討する人も少なくないでしょう。
そこで気になるのが、不要になったプリンターの処分方法です。ここではプリンターの3つの処分方法について解説します。プリンターの買い替えや引越しの機会に捨てようと考えている人は必見です。
1.中古プリンターを処分する方法は3つ
中古プリンターを処分するには3つの方法があり、いずれかを選択する必要があります。どの処分方法が自分に適しているかチェックしてみてください。
1-1.粗大ゴミとして処分する
自治体の粗大ゴミ引き取りサービスを利用して、プリンターを処分することが可能です。
コンビニやスーパーなどで販売されている粗大ゴミ処理券を購入し、自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡。指定された日時と場所にプリンターを持って行けば、自治体が引き取ってくれます。
自治体によっては、プリンターは粗大ゴミではなく通常のゴミとして出すことも可能です。
ただ自治体によってどの種類のゴミに分類されるかが異なるため、通常のゴミとして出す場合は分別の種類を必ず確認しておきましょう。
1-1-1.プリンターとインクの分別方法
プリンターはプリンター本体とインクに分けることができ、インクはリサイクルに回すことがおすすめです。
インクを販売している大手メーカーは、インクカートリッジを再利用するために全国各地に回収ボックスを設置しています。不要なインクが新たに生まれ変わるのです。
プリンターを捨てる際はプリンターは粗大ゴミ・通常ゴミに、インクはリサイクルに回しましょう。
1-2.電気屋・メーカーに引き取ってもらう
家電製品を取り扱う電気屋で新しいプリンターを購入した場合、不要なプリンターを無料で引き取ってもらえる可能性があります。
また、常時下取りをしている店舗もあれば、キャンペーンで下取りをしているところもあるため、不要なプリンターがある場合は下取りをしてもらえるかどうかを確認しておきましょう。
洗濯機やテレビ、パソコンなどの家電の下取りをしている店舗は多いですが、すべての店舗でプリンターの下取りをしているとは限りません。
確実に利用できるサービスではありませんが、念のため最寄り店舗をチェックしておくことをおすすめします。
1-3.回収業者に回収してもらう
各地の不要品回収業者に処分してもらう方法もあります。
不要品回収業者に連絡をすれば自宅に回収しに来てくれるため手間なく処分が可能です。ただし回収費用として3,000円前後支払わなければなりません。
1-4.買取専門店に買い取ってもらう
プリンターなどの不要になった家電がまだ使えるのであれば、買取専門店に買い取ってもらう方法もあります。買取となればプリンターの価値によっては思わぬ臨時収入が得られるためおすすめです。
粗大ゴミとして処分したり、回収業者に処分してもらったりする方法は費用を払う必要があります。また下取りサービスは行っているところと行っていないところがあるため、確実に利用できるかはわかりません。
街のリサイクルショップでもプリンターは買取してもらえますが、メーカー品や製造年月日が新しいものは買取専門店の方がいいでしょう。
思わぬ利益が発生するかも可能性があるため、紹介してきた処分方法の中でもっともおすすめです。
2.買取専門店の種類は3つ
買取専門店の買取方法は3つに分けられます。それぞれについて解説します。どの方法がもっともメリットがあるかをチェックしてみましょう。
2-1.【店舗買取】
店舗にプリンターを持ち込んで、その場で査定をしてもらうことができます。査定額をその場ですぐに聞くことができて、価格を聞いて売るか売らないかを決めることが可能です。売る場合は、その場で査定額分の収入を受け取ることができます。
2-2.【宅配買取】
ダンボールに詰め込めるサイズのプリンターを売るなら宅配買取が利用できます。ダンボールに入れたら指定の場所に発送し、査定をしてもらうことで可能です。査定価格をメールなどでお知らせしてくれ、査定結果に納得できれば指定口座に査定額が振り込まれます。
2-3.【出張買取】
プリンターはそこまで大きな家電ではありませんが、持って行くことが手間になると感じるなら出張買取が良いでしょう。出張買取は自宅まで査定員が来て査定をしてくれます。査定後に価格を提示し、納得できればその場で査定額が支払われ買取は終了です。
出張買取は全国対応しているところと地域を絞って対応しているところがあるため、住んでいる地域に対応する業者を探しましょう。
3.中古プリンターはいくらで売れる?疑問に徹底回答
プリンターの中古品はどれくらいの価値があるのかを知っている人は少ないでしょう。ここではプリンターの買取相場や買取の目安についてご紹介します。
3-1.買取相場
中古家庭用プリンターの買取相場は非常に安く、高くても1,000円程度だとされています。ですが、企業用などで使われる大きめのプリンターの買取相場は、2,000~15,000円程です。
家庭用プリンターを売ることを考えていても、「これくらいの価格なら売らない方が…」と思われるかもしれません。しかし、型式やプリンターの状態によってはもう少し値が上がる可能性もあります。まずは査定に出してみましょう。
3-1-1.インクジェットとレーザープリンター
プリンターには、インクジェットとレーザープリンターの2種類があります。
より高い値が付きやすいのがレーザープリンターです。インクジェットはレーザーに比べて買取価格が安いものの、インクジェットプリンターを購入しようと考えるお客様が非常に多いことから、買い手が付きやすいというメリットがあります。
3-1-2.家庭用と業務用・複合機
家庭用のプリンターは小さめのサイズで、価格もお手頃です。そのため価格も買取価格も低価格になります。
一方、業務用コピー機・複合機は性能が高く、価格も高額です。業務用・複合機は家庭プリンターに比べてサイズが大きく場所を取り、価格も高額なものが多いため、購入先は限られます。
そのため買取はむずかしいと思われがちですが、初期投資のかかる業務用・複合機は中古でも企業からの需要があるのです。家庭用のプリンターに比べて高値での買取が期待できます。
3-2.買取の目安は6年
プリンターは使用頻度が少なくとも、年に数回印刷すれば本体は劣化します。家電は劣化すると本来の機能が使えないなどの故障が起きてしまうため、購入後6年以内に売ってしまうことがおすすめです。6年以内に売れば買取価格が付く可能性があります。
6年以上使っているものは価値が付かず、買取をしてもらえないものもあるので注意しましょう。
4.プリンターを売る際にチェックすべきポイント
家庭用の中古プリンターは高値が付くことはそれほど期待できませんが、型式が新しかったり未使用品だったりすれば、買取相場より高く売れることが期待できます。
売る際にまずチェックしておきたいのが製造年月日です。プリンターの製造年月日が5年以内であれば、買取りが期待できます。
また大手メーカーのプリンターであることも重要です。キャノンやエプソンといった大手メーカーのプリンターは高機能で人気があるため、こちらも高値のポイントとなります。
その他にインクや取扱説明書などの付属品があること、プリンターが正常に動くことも売る前に確認しておきましょう。壊れて動かないジャンク品は買取対象外になる可能性があるため、事前に確認しておいてください。
プリンターは早めに買い取ってもらおう
プリンターは購入費に比べると買取相場が安いため、高値での買取はあまり期待できません。
しかし、正常に動く大手メーカーのプリンターであれば買取相場より少し高い価格が期待できます。粗大ゴミや不要品回収業者に依頼するより、少しでも値が付く買取を依頼した方がお得です。
プリンターを売りたいと思ったらチェックポイントを確認して、早速買取依頼をしてみましょう。
まとめ
・中古プリンターの処分にはさまざまな種類がある
・おすすめの処分方法は「買取専門店」に依頼
・プリンターの買取相場はあまり高くない
・購入後6年以内、早めに売ることがおすすめ